左上座標→中心座標の変換式

中心座標x=(ピクチャーの横サイズ)÷2+左上座標x

中心座標y=(ピクチャーの縦サイズ)÷2+左上座標y

 

※小数点以下切り捨て

 

UIなど、ピクチャーの表示位置を正確に決めたいときは中心座標ではなく左上座標(ピクチャーの左上の点の座標)を用いたくなるときがあります。そこで、中心座標の入力欄に上式の値を代入すると、事実上左上座標で表示位置を決めることが出来ます。

例えば、横150、縦60のサイズのピクチャーを左上座標(60, 10)に表示するときは、中心座標の欄に、(150÷2+60, 60÷2+10)=(135, 40)を入力すればOKです。


ピクチャーを指定座標に表示

x={(画面上の主人公座標x)-(実際の主人公座標x)+(ピクチャーを表示する座標x)}×16+8

y={(画面上の主人公座標y)-(実際の主人公座標y)+(ピクチャーを表示する座標y)}×16+8

 

大きなキャラクターをピクチャーで表現するときなども、ピクチャーの表示位置に困ることがあります。そこで、確定した座標の位置にピクチャーを表示したいときは、中心座標に上式の値を入れれば表示できます。ここで、「画面上の主人公座標」とは、いま映っている画面を20×15の小マップだと考えたときの主人公座標です。大きなマップを移動中だと画面の中心に主人公が来て、そのとき画面上の主人公位置は(9, 7)になります。なので、主人公が画面の端に来ない限りはxの方に9、yの方に7を入れます。


倒れる演出を自作するときの敵HP

条件HP0~n%でイベントを実行するとき、

HP欄の値={(敵HP)-1}÷(99-n)%

nの上限=98-{(敵HP)-1}÷1000

 

※いずれも小数点以下切り上げ

 

 

最終ボスに限らず、ボスを倒したときにちょっと演出を入れて華やかに葬りたいときがあると思います。そういうときは敵のHPを少し大きくして、バトルイベントに例えばHPが0~30%のときイベント発生という風に作れば可能です。そこに入れる条件を0~n%にしたいとき、上式の値を敵のHP欄に入れれば実現できます。

例えばHP10000の敵キャラがいたとして、条件0~20%のときイベント発生というのを作りたいときは、敵キャラのHP欄には(10000-1)÷(99-20)%≒12656.96、小数点以下は切り上げて、12657をHP欄に入れればいいことになります。そうすると、この敵に10000ダメージ与えると、HPが2657以下になり、イベントが発生します。

nは任意定数ですが、あまりに大きな値にするとHP欄に入れなければならない数が100000以上になって不可能となりますが、nが小さすぎると大ダメージによって敵HPが本当に0になってしまい、イベントが発生しなくなってしまう可能性がありますから、特に理由がなければnは上限値を入れるべきです。nの上限値は上式で求まりますので、なるべくそのnを採用してください。


ピクチャーの回転 角速度

角速度=(回転速度)×(円周率)÷128 [rad/F]

角速度=(回転速度)×45÷32 [°/F] 

 

ピクチャーの回転における角速度を与える式です。推定式に過ぎませんが、恐らく合っていると思います。

1[rad/F]とは、1F(フレーム=1/60 秒)で1[rad]回転する速度ということです。また、1[°/F]とは1Fで1°回転する速度を表します。

例えば、回転速度5の場合は5×45÷32=7.03125[°/F]となるので、1Fで7.03125°回転します。1秒だと60Fなので、7.03125×60=421.875°回転することになります。1回転とちょっと回転するということになりますね。